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大阪府庁、敷地内禁煙に [雑感・話題]

 禁煙週間を前にいろいろな禁煙に関するニュースが出ますが、本年度目を引いた記事をひとつ紹介します。タイトルは大阪府の動きを表わす毎日新聞五月三十日記事の見出しです。
 記事によると本館、別館などの庁舎内と敷地全域を全面禁煙にするとのことで、敷地をすべて禁煙とした都道府県庁は他で聞いたことがないと府の関係者が話すように画期的なことのようです。出先機関も全面禁煙となるようですが、とても??なのが図書館や体育館などは「府民の利用が多い」として従来通り喫煙場所を残す、ということです。
 大阪府職員の喫煙率は26%とのことです。26%の職員には辛い思いをさせてもしょうがないが、図書館、体育館など府民の利用する施設では喫煙室を残し、喫煙をする府民の皆様には不便はかけませんという府民思いの政策に取るのでしょうか?でも見方を変えて非喫煙者の立場に立てばどうでしょう。府職員の健康のため府庁は禁煙とするが、府民の健康はないがしろにします、という政策にもとれます。
 なにかと話題の多い橋下府政ですが、今回のトップダウンの取り組みは経費削減の動きに隠れあまり目立ちませんが、画期的なものには違いません。目立つ事は目立つのですが、上に述べたように何を目的にこの取り組みをするのかベースにある考えがはっきりしないようにおもいます。府としては健康のため禁煙にするというのなら図書館、体育館の禁煙措置をしないのは片手落ちで、どこかに府民の人気を気にしているように思えます。ただのスタンドプレーなのでしょうか?今後、府の施設を禁煙にするため手始めに府庁を禁煙にするとしたほうがよかったと思うのですがどうでしょう。
タグ:たばこ
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