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还是,终于天洋食品制造的饺子带来了中国国内的健康伤害事件!! [雑感・話題]

 今年の一月降って沸いたように日本国内を駆け巡った中国の天洋食品製造冷凍餃子関連食中毒事件は日本側の調査で船積み後の流通経路での混入より中国国内での混入の可能性が高いとの調査結果と中国側の製造工程に問題はなく中国国内での混入は考えられないという調査結果がでて動きのない状態が続き、このままお蔵入りかと思われていた。その後も天洋食品以外のにらまんなどからも農薬が検出されるなど日本側から見ると釈然としない状態が続いた。中国側の強い姿勢と小泉政権で傷ついた日中関係の修復を望む福田政権が胡錦濤主席の訪日実現のため殊更なる要求をせずにきた。そして東アジアを巡る情況は韓国との竹島問題、台湾との尖閣列島問題があり、中国の問題としてはチベット問題、四川の地震、オリンピックなど次々と案件が続き餃子問題は放置と言うより、動きの取れない情況に合った。ところが今日8/6になり天洋食品の製造した製品による健康被害が六月に起こっていたことが明らかになった。日本政府はこの事実を七月のG8 summitの直前に外交ルートを介して情報を得たと言う。おそらく速やかに国民に明らかにしても外交上の得策はないとの判断で速やかな国民への開示はせずにきたわけであろうが(これが地方政府ならなぜすぐに報告しなかったとメディアが騒ぐのであろうが、国の場合これで済んでしまうのは不思議と言えば不思議)、これでますます中国国内での毒物混入の根拠が強くなった。
 事件勃発当時、健康被害が日本だけでなく韓国やアメリカなど多国で発生するか、中国国内でも事件が起きるかしないと動かないだろうなと思っていた。また中国国内のブログなどでは日本人は貧弱だから健康被害をおこす、我々は強いから食べても平気だ。悪いのは日本人の体質だなどといった非科学的な書き込みもあったが、これでやっと中国政府に事件解決をはかる責任が生じたと言ってよい。もっとも中国国内ではいろんな食に関する事件が起きており、それほど大きな問題にはならないのかもしれない。中国国民から見ると、餃子事件よりもっと大きな問題、例えばオリンピックの開催、チベット問題、地震復興、南部の水害、民衆の公安に対する不満の鬱積、法輪功問題、などなどあり、日本国内ほどの注目を集めないとは考えられる。
 事件から半年、中国食品に関してはうなぎのマラカイト問題も生じて日本人の中国食品に対する信頼は大きく落ち込みその取引量は全体が低調となっている。日本の食糧自給率が久しぶりに40%を回復したと言うニュースもあるが、長期的には中国等の外国に大きく依存する日本にあっては相手を非難するだけでなく中国自体の食の安全の確保を互いに図っていく事が国益にもかなうと言う視点で粘り強く働きかけていく必要があるだろう。
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