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高速道路のドッグラン [雑感・話題]

 先日、中国自動車道上り線を利用したときのこと、夜間加西SAに立ち寄った。既にSAのレストランなどは営業を既に終えており、施設の看板の明かりのみがあかあかとついていた。施設を歩いていてDog Runと書いた看板に気付いた。そうか時代は高速道路にもDog Runを求める時代に変わってきたのかといささか驚いた。

DogRun加西2a.jpgDogRun加西1a.jpg 日頃から、自動車に犬・猫などを乗せている風景に時々出くわす様になって来た。時にはハンドルを握った両手の間に動物を乗せている輩もいる。携帯電話までは禁止する法律が出来たが、いくら飼い犬といっても何らかの刺激をきっかけに何をするか分からない動物を膝の上に乗せて走るのは安全運転意識が低いというか野不動者というものだ。携帯電話などのように法律で禁止される前に動物愛好家としての意識でこのような行為はエチケット違反という意識が高まってもらいたいものである。 愛護用獣畜を飼っていて一番不便だろうと考えるのはやはり外出時の対応であろう。短時間なら家に残せばいいが、長くなると一緒に連れて行かざるを得ない事もあろう。ホテルの約款などでも獣畜対応のところと対応できない旨の説明を明記するようになった。帯同する運転者はきっとホテル情報を下調べしていくか、大型車で車内泊などを利用して旅行する事になるのであろう。長距離運転は人間同様獣畜類にもストレスをあたえる。時々リフレッシュする必要があるのは彼らにも相当するのであろう。そういった背景で終にSAにDog Runが誕生したものと思われる。背景が運転する者の要望であったのか、動物を愛護しましょうという行政等の働きの結果なのか、何とか客を獲得しようという単なる市場原理が走させたのか私には分からない。しかし調べてみると図のごとく案外たくさんあることに気がつく。 DogRun西日本w.w-holdings.co.jp.gif 080903高速道、愛犬連れ遊ぼう 「ドッグラン」施設2.jpgどうも西日本に多いようである。この偏在した分布を見る限りは行政主導というよりもどうも市場原理が現象を引っ張っているようである。広がりの背景が何であれ犬を乗せて長時間走る人が増えている現状に照らせば良い事とは思うと同時に自動車という閉鎖空間に彼らを乗せて長時間走ることは動物愛護という観点から言うと少し間違っているという事に飼い主が気付くべきなのかもしれない。
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